2012年7月5日木曜日

妻の「別れの挨拶」


「別れの挨拶」


今日平成24年7月5日は妻(好子)が亡くなって丁度4年の命日です。
(平成20年7月5日8時50分病院で息を引き取りました)

思い出した事がありましてブログさせて頂きました。

妻は20数年間の通院や入院生活を繰り返していましたが亡くなる3週間前位に私の前に正座をして思いがけない挨拶を始めました。

「もし何かが起きて御礼の挨拶が出来なかったらと思い今挨拶させて頂きます。私の様な者をもらって頂き感謝を致しております。結婚してから35年間本当に幸せでした。ありがとうございます。又 保証人の事で御理解と御協力を頂いた事もありがとうございました。・・・子供の事が気になりますが長男・長女の2人の事はよろしくお願い致します」
・・・との内容の挨拶でした。

私は聞くでも聞かないでもなく途中で立ち上がり「心配しなくてもあなたは私より長生きするよ!子供は成人もすんだ大人だよ 野放しにしておいても生きていくよ!保証人だって済んだ事、大丈夫だよ!心配ないよ!」・・・と言いながら洗面所へ移動をしました。
それから2週間位経って妻は夜中に「病院へ連れて行って欲しい」と言い金沢の病院へ夜中入院致しました。確か6月30日と記憶を致しております。入院から5日後の7月5日8時50分に60歳の人生に幕を閉じました・・・短すぎた人生に思いました。

この妻の「別れの挨拶」が何処かへ飛んで行ってしまい・・・今頃になって思い出し反省と後悔の今日この頃の生活です。

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